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最新版はmadangler-20080908.tar.bz2です。リリースノートと過去のリリースはRelease Notesから取得してください。
必要な構成
ビルドできたプラットフォーム
以下のプラットフォームでビルドを確認しました(i386アーキテクチャのみ)。
- FreeBSD 6.3
- Ubuntu 9.04
- opensSUSE 10.3
ビルドに必要なもの
ビルドは次のものに依存しています。
- GNU Make 3.81
- libstd 20080903
- libcgi 20080903
- pkg-config
- libxml2
- Google Web Toolkit(GWT)1.5.3
- Java SE Development Kit(JDK)6
- libiconvの
iconv(1)
各プラットフォームではそれぞれ次のように準備するのが簡単です。
FreeBSD 6.3
GWTはgwt-linux-1.5.3.tar.bz2をダウンロードして、適当なパスに展開しておきます。さらにlibstd、libcgiと、以下のportsをインストールしておきます。
- devel/gmake
- devel/pkg-config
- devel/libxml2
- java/jdk16
- converters/libiconv
Ubuntu 9.04
GWTはgwt-linux-1.5.3.tar.bz2をダウンロードして、適当なパスに展開しておきます。さらに一般的な開発環境に加え、libstd、libcgiと、次のパッケージをインストールしておきます。
- pkg-config
- libxml2-dev
- sun-java6-jdk
openSUSE 10.3
GWTはgwt-linux-1.5.3.tar.bz2をダウンロードして、適当なパスに展開しておきます。さらに一般的な開発環境に加え、libstd、libcgiと、次のRPMをインストールしておきます。
- pkg-config-0.21-38
- libxml2-devel-2.6.30-4.2
- java-1_6_0-sun-devel-1.6.0.u7-1.1
実行に必要なもの
実行には次のものが必要です。
各プラットフォームではそれぞれ次のように準備するのが簡単です。
FreeBSD 6.3
ビルドのためにインストールしたものに加えて、以下のportsをインストールしておきます。
- www/apache22
- www/firefox
Ubuntu 9.04
ビルドのためにインストールしたものに加えて、次のパッケージをインストールしておきます。
- apache2
- firefox
openSUSE 10.3
ビルドのためにインストールしたものに加えて、次のRPMをインストールしておきます。
- apache2-2.2.4-70.4
- apache2-utils-2.2.4-70.4
- apache2-example-pages-2.2.4-70.4
- MozillaFirefox-2.0.0.16-0.1
ビルドとインストール
次の手順でビルド、インストールします。
% tar jxf madangler-YYYYMMDD.tar.bz2 % cd madangler-YYYYMMDD/ % ./configure ★1 \ --with-gwt-dir=/usr/local/gwt-linux-1.5.3 \ --with-web-dir=/usr/local/www/data/MadAngler \ --with-data-dir=/usr/local/MadAngler \ --with-www-user=www % make ★2 % su # make install ★2 ★3
次にウェブサーバを設定します。ウェブページを公開するパス、CGIの実行許可、アクセス制限などを設定しておきます。それを終えたら、--with-web-dir
オプションで指定したパスに相当するURL(例: http://localhost/MadAngler/index.html
)をブラウザで開き、次のようなページが表示されることを確認します。正しく表示されればインストールは成功です。
★1 --with-gwt-dir
にはGWTが展開されているディレクトリのパスを指定します。--with-web-dir
にはウェブサーバが公開するディレクトリのパスを指定します。--with-data-dir
にはMad Anglerのデータベースやログを保存するディレクトリのパスを指定します。--with-www-user
にはCGIを実行するウェブサーバのプロセスのユーザ名を指定します(典型的な値はFreeBSDではwww
、Ubuntuではwww-data
、openSUSEではwwwrun
です)。
★2 FreeBSDではmakeの代わりにgmakeを使用してください。
★3 インストールされるファイルは次の通りです(data-dir
とweb-dir
は、それぞれconfigureのオプション--with-data-dir
と--with-web-dir
で指定したパスです)。
data-dir/db data-dir/id_rsa data-dir/id_rsa.pub data-dir/id_rsa.pub.txt data-dir/known_hosts data-dir/log.sh data-dir/log2html.sed data-dir/post-all-build.sh data-dir/post-build.sh data-dir/projects data-dir/ssh_config web-dir/(GWTが生成するファイル一式) web-dir/MadAngler.css web-dir/images/ web-dir/images/arrow-down-disabled.png web-dir/images/arrow-down-enabled.png web-dir/images/arrow-up-disabled.png web-dir/images/arrow-up-enabled.png web-dir/images/black.png web-dir/images/getout.png web-dir/images/pubkey.png web-dir/images/reload.png web-dir/images/right-arrow.png web-dir/images/waiting-blue-18x18.gif web-dir/images/waiting-white-18x18.gif web-dir/index.html web-dir/shell.cgi